2. iDeCoで毎月3万円拠出した場合の税制優遇の効果は?
税制優遇の効果は、年収によって異なり、収入が多い方ほど効果が大きくなります。
一例として、40歳・年収500万円の方がiDeCoで毎月3万円を拠出し、65歳まで続けた場合のシミュレーション結果を紹介します。
2.1 1年間の効果
年収500万円の方の場合、課税所得はおよそ236万円です。
ここから計算される所得税額は13万8550円、住民税額は24万1050円です。
iDeCoで毎月3万円を拠出すると、年間で36万円を課税所得から差し引くことができ、その分の所得税と住民税が安くなります。
よって、年収500万円の方の場合、年間で7万2000円の節税効果が出る結果となりました。