2.2 25年間続けた場合の効果

先ほどの条件で、拠出を25年間続けた場合、以下のような効果が生まれます。

シミュレーション:iDeCoにおける税制優遇の効果(25年間の軽減額)

シミュレーション:iDeCoにおける税制優遇の効果(25年間の軽減額)

出所:iDeCo公式サイト「かんたん税制優遇シミュレーション」

所得税と住民税をあわせ、25年間で合計180万円の節税効果が生まれる結果となりました。

200万円近いお金を節税できると考えれば、大きなメリットと感じられるでしょう。

ちなみに、ここまで解説してきた節税効果には、掛金の運用で得られた利益が非課税になる分は含まれていないため、そちらもあわせればさらに大きな効果となります。

次の章では、リスクを抑えながら積立投資できる長期の資産形成を解説します。