2026年3月5日より、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開幕します。

その開幕を前に、2026年3月3日(火)にテレビ朝日系列で放送された「WBC強化試合・日本×阪神」が、関東地区において高い注目を集めたことが分かりました 。

ビデオリサーチの調査(日報)によると、19時05分から169分間にわたり生中継された試合本編の平均視聴率は、世帯視聴率17.0%、個人全体(4歳以上)10.3%を記録しています

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【WBC】「WBC強化試合・日本×阪神」は20時19分に世帯視聴率20%超えを記録

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テレビ視聴率

BearFotos/shutterstock.com

毎分最高視聴率は、世帯視聴率20.1%、個人視聴率12.1%となり、「侍ジャパン」への関心の高さが数字に表れる結果となりました 。

特に盛り上がりを見せたのは20時19分でした。

今回のデータは関東地区を対象とした標本調査によるもので、統計上の誤差を伴う可能性はありますが、WBC本番に向けた期待感が改めて証明された形です。

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テレビ視聴率

出所:「ビデオリサーチ調べ」(関東地区・日報)※視聴率は「個人視聴率(個人全体)」並びに「世帯視聴率」を元にLIMO編集部作成

19時台から22時前にかけての長時間放送にもかかわらず、視聴率は高い水準を維持し続けていることがわかります。

本大会が開幕すれば、さらに視聴率が上がることが期待されますね。

2. 【視聴率】「世帯視聴率」と「個人視聴率」の違いについて解説

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テレビ視聴率

Bascar/shutterstock.com

ビデオリサーチのホームページによると、「世帯視聴率」はテレビ所有世帯のうちどのくらいの世帯でテレビが見られていたかを表す割合を指します。

他方「個人視聴率」は、世帯内の4才以上の家族全員の中で、誰がどのくらいテレビを視聴したかを示す割合です。視聴者を性年齢、職業などに分けて個人の視聴を捉えることもできます。

また、世帯視聴率は、世帯内の1人が視聴していても、全員が視聴していても、「視聴あり」とカウントするのに対し、個人視聴率は世帯内の何人が見ていたかも数値に反映されるため、ほとんどの場合、世帯視聴率のほうが高くなります。

3. 放送業全体の売上高のうち、約65%は「地上テレビジョン放送」

視聴率に関連して、総務省が公開している白書「令和7年版データ集」のなかで、「放送業の売上高」を見てみましょう。

3.1 放送業の売上高(2023年度)

※「有線テレビジョン放送」の売上高は、ベーシックサービス、ペイサービス(有料チャンネル等)難視聴再放送サービスによる売上を含む。

  • 地上テレビジョン放送:1兆8798億3400万円
  • 地上ラジオ放送:1396億7400万円
  • 衛星放送(BS、東経110度CS、その他CS):2078億9000万円
  • その他の放送サービス:734億7200万円
  • 有線テレビジョン放送:5911億3100万円
  • 合計:2兆8920億円

日本の放送業における総売上高は2兆8920億円となっており、「地上テレビジョン放送」がその市場の圧倒的なシェアを占めている現状が伺えます。

3.2  地上テレビ放送が全体の6割以上を占める

放送業全体の売上高のうち、約65%にあたる1兆8798億円が「地上テレビジョン放送」によります。地上波テレビが放送業界における最大の収益基盤であることがわかります。

3.3 有線テレビ(ケーブルテレビ)も約20%を占め第2のシェアに

地デジに続いて大きな割合を占めるのが「有線テレビジョン放送」です。

売上高は5911億円(約20.4%)となっており、ベーシックサービスや有料チャンネル、難視聴対策の再放送サービスなどが含まれており、地域密着型や多チャンネルサービスが一定の市場規模を維持しています。

3.4 衛星放送とその他のメディアの状況

衛星放送(BS・CS)の売上高は2078億円(約7.2%)となっており、地上波や有線放送に続く第3位のシェアとなっています。なお、「地上ラジオ放送」は1396億円(約4.8%)にとどまっています。

いかがでしたでしょうか。

放送業界の収益構造は、地上テレビ放送が中心となっています。

それに第2位の有線テレビが約20%で続いています。これら上位2つのメディアで業界全体の売上の約85%を占めている現状がわかりました。

参考資料

LIMO編集部