【専業主婦世帯悲鳴】遺族厚生年金「50歳代以下は5年間で打ち切り」遺族厚生年金の改正案をわかりやすく解説
遺族年金の現行制度と改正後を比較
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遺族厚生年金は、夫婦で暮らす世帯の主たる生計維持者と死別したときに受け取れる年金です。
専業主婦が多かった過去の社会情勢を反映して女性に有利な制度となっていることから、男女格差の是正に向けた制度改正が検討されています。
1. 遺族厚生年金とは?
遺族厚生年金は、主たる生計維持者と死別した際に、配偶者が速やかに就労し生計を立てるのが困難であるとの前提から、もともと配偶者であった方に支払われる年金です。
現行の受給要件はつぎの通りとなっています。
- 厚生年金保険の被保険者である間に死亡したとき
- 厚生年金の被保険者期間に初診日がある病気やけがが原因で初診日から5年以内に死亡したとき
- 1級・2級の障害厚生(共済)年金を受けとっている方が死亡したとき
- 老齢厚生年金の受給権者であった方が死亡したとき
- 老齢厚生年金の受給資格を満たした方が死亡したとき
このほかに、受給者側の年齢も要件となりますが、この点についてはこのあと詳しく紹介します。
なお、受け取れる金額は、死亡した方の老齢厚生年金の報酬比例部分の4分の3の金額です。遺族厚生年金は、遺族の経済的安定を維持する重要な役割を果たす制度となっています。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元銀行員/金融ライター
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)保有。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて主にリテール営業に従事した。とくに銀行では国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険、住宅ローンなどの販売に携わり、全国表彰歴あり。金融機関勤務後は経験を活かし、株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチ(旧:株式会社ナビゲータープラットフォーム)に入社。
現在はくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用、NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローン、為替相場、株式投資などを中心に記事の企画・執筆・編集・監修をおこなっている。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。(2025年8月25日更新)