1.7 後悔ポイント7:LDKの出入口数

後悔ポイント7:LDKの出入口数

ソファ付きのスタイリッシュなリビングルームの写真

maruco/istockphoto.com

「LDKが20畳の長方形になっているが出入り口が1か所しかないので、複数人が出入りする朝などは使いにくい」

LDKは住まいの中でも特に使用頻度が高い部屋なので、複数の部屋から直接LDKに出入りできるようにしたり、キッチンから洗面脱衣室に出入りできる動線を確保したりして、人の出入りが多いことによる不便さを解消する方法があります。

1.8 後悔ポイント8:北側にLDKを設置した

「LDKが北側にあるため日当たりが悪く、一方ではトイレや風呂場は南側にあるので日当たりが無駄になっている気がする」

家族が集まって長い時間を過ごすことが多いLDKは、日中は明るくて日当たりがよい南側に配置するのが一般的です。

しかし周辺道路や隣接する建物との兼ね合いなどから、リビングのプライベート感を高めることを優先してLDKを北側に配置することがあります。

ただしこのような場合には、日光が室内に入りやすくなる工夫をする、通気性を良くして湿気対策を行う、断熱効果の高い建材や窓を設置する、といった対策が重要になります。

1.9 後悔ポイント9:2階トイレの場所

「2階のトイレが2部屋の中間にあるので、水を流した時の音が大きくて夜は使いにくい」

トイレの配置などによって音漏れが気になる場合は、トイレの室内を遮音シートで覆う、トイレのドアを防音ドアにする、消音タイプの便器を採用する、トイレの排水管に遮音シートを巻くなどの方法があります。