2. 住民税非課税世帯・住民税均等割のみ課税世帯とは？
現在進行中の「10万円給付」は、「住民税非課税世帯」もしくは「住民税均等割のみ課税世帯」が対象ですが、どのような世帯を指すのでしょうか。
わかりやすく結論からお伝えすると、「住民税を全く支払っていない世帯（住民税非課税世帯）」もしくは「住民税を少しだけ支払っている世帯（均等割のみ課税世帯）」を指します。
住民税は、「均等割」と「所得割」の2種類から構成されており、それぞれ異なる課税基準に基づいて負担が求められます。
- 均等割：非課税限度額を上回る者に定額の負担を求めるもの
- 所得割：納税義務者の所得金額に応じた税額の負担を求めるもの（一律10%）
世帯全員が「均等割と所得割」どちらも課税されない場合は、住民税非課税世帯となります。
なお、今回の給付金支援においては、「所得割」は課税されておらず、「均等割のみ」課税の世帯も10万円給付の対象です。
自治体によって「住民税非課税世帯」と「住民税均等割のみ課税世帯」それぞれ要件がありますが、どのような内容になっているのでしょうか。
一例として、大阪府大阪市の場合の「住民税非課税世帯」と「住民税均等割のみ課税世帯」それぞれの要件を確認していきましょう。
