2.3 「長期・積立・分散」を意識する

金融商品への投資は、短期間で大きな利益を得ようとすればするほどリスクが高くなります。

NISAは長期の資産形成を目的とした制度なので、「長期・積立・分散」によってリスクを抑えた運用を心掛けましょう。

例えば、複数の資産や銘柄に分散投資できる「投資信託」を、長期間、一定額ずつ積み立てることで、投資のリスクを大幅に抑えることができます。

なお、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」では積み立てられる商品が異なります。

つみたて投資枠の対象商品は「金融庁の厳しい要件を満たす投資信託」に限定されており、長期の資産形成に適さない商品を選んでしまう心配がないため、投資初心者にもおすすめです。

では、積立投資のイメージを掴んでいただくためにも、積立投資のシミュレーション結果をみていきましょう。

3. 【NISA】積立投資シミュレーション

今回は、月3万円ずつ、利回り3%で20年間積み立てたケースをシミュレーションしてみました。

※実際の運用結果を保証するものではありません

月3万円・利回り3%・20年間

月3万円・利回り3%・20年間

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」