【NISA】国の推奨＝利益の保証ではない。初心者が気を付けるべき点3つ月3万円の積立投資シミュレーションも確認

20年間の積み立てにより、投資元本720万円に対し、運用収益が265万円となっています。

20年間積み立ててもほとんど利息が付かない銀行預金と比べれば、将来大きな差が生まれている可能性があります。

ただし、毎月の積立額や、実際の運用利回りによって運用成果が大きく異なります。

リスク許容度や毎月積み立てられる金額、目標金額などは人それぞれなので、金融庁のWEBサイトにて一度シミュレーションを行ってみてはいかがでしょうか。

4. 投資は「余裕資金」で無理なく続けよう

現在、低金利の預貯金では資産を増やすのが難しいため、投資による資産形成の重要性が高まっています。

しかし、今回解説したとおり投資にはリスクがあります。投資のリスクをきちんと理解し、なるべくリスクを抑えた運用を心掛けることが大切です。

また、あくまでも投資は「余裕資金」で行うものです。生活に支障をきたすようでは元も子もないので、まずは家計の把握から始め、自分に合った投資計画を立てましょう。

加藤聖人