2. 「iDeCoは万能」と思う人が勘違いしているかもしれない7つのこと
iDeCoについて勘違いしているかもしれないポイントを以下にまとまめます。
既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、確認のためにおさらいしておきましょう。
2.1 iDeCoは運用成績が保証されていると思っている
iDeCoはあくまで自己責任で運用するものであり、運用成績は保証されていません。
市場の変動や選択した投資商品のパフォーマンスによっては、元本割れのリスクも存在します。
iDeCoを始める前にリスクについて十分に理解し、慎重に商品選択を行うことが大切です。
なお、iDeCoでは「元本確保型商品(保険や定期預金)」を選択できるので、リスクを許容できない人はそういった商品を選ぶのも1つです。
2.2 iDeCoは税制優遇が無制限に受けられると思っている
iDeCoの掛金は全額が所得控除の対象となりますが、年間の掛金には上限が設定されています。
掛金の上限は職業などによって異なり、上限を超えた拠出はできません。
また、掛金の受取時にも税制優遇を受けられますが、全額が控除されるわけではありません。
一時金として受け取る場合と年金として受け取る場合とでは、税制優遇の内容が異なります。