4. 生育旺盛で繁殖力の強いハーブを安全に楽しむ方法

4.1 タネができる前に花がら摘みをする

離れた場所からの発芽を防ぐため、花を楽しんだ後はタネができる前に花がらを摘みましょう。

シソやローズマリー、ミントなど、種からの発芽率が高いハーブは、こまめな花がら摘みを心がけてください。

4.2 カットした花がらや茎、根などは袋に入れて処分する

剪定や植え替え、花がら摘みなどでカットした部分は、屋外に捨てず、袋に入れてごみとして処分しましょう。

ミントのように茎や地下茎からも繁殖するハーブは、カットした部分を土の上に放置すると、そこから増えてしまいます。

植物ごみの処分方法は、各自治体の分別方法を確認してください。

4.3 鉢植えで育てる

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ミントやローズマリーのように成長が早いハーブは鉢植えで育てると、少し成長が抑えられます。広がりすぎるのを防ぐため、屋外の土に触れない場所にプランターを置きましょう。

鉢植えの場合は年1回程度、枝葉と根を1回り小さくカットし、土を入れ替えて植え直すと、サイズを保ちながら元気に育てられます。

5. 安易に地植えしたら後悔するかも!?「ミントテロ予備軍にならないために」

お庭に植えると後悔するかもしれない、生育旺盛&繁殖力の強いハーブ4選をご紹介しました。

このような植物は、乾燥や病害虫に強く、肥料もほとんど必要としない、丈夫で育てやすい植物。少し手間はかかりますが、生命力は強いので、枯れる心配をあまりせずに楽しめますよ。

自宅でハーブを育てたい方はぜひ参考にしてくださいね。

鈴森 真樹