2. 【ガーデニング】庭に植えてはいけない?元気に育ちすぎるハーブ2選

2.1 ミント類[落葉多年草]

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夏に嬉しい、スーッとした清涼感が心地よいミント類。品種によって香りが違い、ハーブティーやスイーツ、ポプリなど楽しみ方も豊富です。

しかし先述した通り、ミントは「植えてはいけない植物」として有名。かなり生育旺盛で丈夫なハーブです。地下茎でどんどん広がり、数年たった茎は木のように固くなるので撤去するのも苦労します。

カットした茎やわずかに残った地下茎からも根を出して育つほか、こぼれ種からも発芽するため、庭に植えてしまうと後悔されがちです。

筆者は鉢植えでアップルミントを育てていますが、毎年プランターが地下茎でパンパンになっています。

※参考価格:200~600円前後(3~3.5号ポット苗)

2.2 ローズマリー[常緑低木]

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お料理の香りづけや、肉・魚の臭み消し、リースなどで大活躍のローズマリー。晩秋から初夏にはかわいらしい花も楽しめます。

ローズマリーもかなり生育旺盛で、放っておくと大株になってしまいます。ローズマリーには立性と這性がありますが、とくに管理が大変なのは這性。うねうねと地面を這うように成長し、地面についた枝からは根が出るので、剪定も大変です。

ローズマリーを育ててみたい方は立性を選ぶのがおすすめ。蒸れると虫がつきやすいため、梅雨前と秋の年2回程度、収穫を兼ねてバッサリと剪定しましょう。立性は刈り込みもできます。

※参考価格:200~2000円前後(3~3.5号ポット苗)

3. 【ガーデニング】庭に植えてはいけない?こぼれ種で広がりすぎるハーブ2選

3.1 シソ[一年草]

和ハーブの代表選手「シソ」

シソ

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和ハーブの代表的存在であるシソ。青シソの葉は夏に欠かせない薬味、赤しその葉はジュースやふりかけで味わうほか、芽や花、実も食べられます。

成長段階によって異なった楽しみ方ができるシソですが、花後に放っておくと大量の種が飛び散り、翌年あちこちからシソが生えてきます。庭から食べきれないほどのシソが生えてくるだけでなく、ご近所の庭やアスファルトの隙間からも生える可能性があるため、要注意。

花が咲き始めたら実ができる前に収穫し、タネが落ちるのを防ぎましょう。プチプチ食感が楽しい「しその実」を収穫したい場合は、穂の一番上の花が咲くころに収穫するのがベストです。

※参考価格:150~300円前後(タネ1袋)

3.2 ジャーマンカモミール[一年草]

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ジャーマンカモミールは、野趣あふれる可憐な花を、春から梅雨時に咲かせます。花からはリンゴのような甘い香りが漂い、摘みたての花で淹れたハーブティーは格別です。

ジャーマンカモミールは養分が少ない土でも1つ1つの株が大きく成長し、花つきがとてもよい植物。花が咲き終わると小さな種を無数につけ、こぼれ種から発芽して群生します。

ハーブティーを楽しむ場合も花を楽しむ場合も、タネがつく前にこまめに花を摘み、タネが落ちないように注意しましょう。

また、アブラムシやアリが多く集まるため、虫が苦手な方にはあまりおすすめできません。

※参考価格:120~500円前後(3~3.5号ポット苗)