いい香りに包まれた、おしゃれなハーブガーデンにあこがれて、お庭やプランターにハーブを植えてみた経験のある方も多いでしょう。
ハーブはお料理の香りづけやハーブティー、リースなど楽しみ方が豊富で、お気に入りのハーブを育てていると、生活に潤いが生まれます。
しかしハーブは生命力が強い植物が多く、生育が旺盛すぎたり繁殖力が強かったりして、手がかかるものもあります。とくにミントは地植えすると広がりすぎることで有名です。
この記事では、筆者が実際に育てている植物の中から、管理が大変なハーブ4選を、参考価格とともにご紹介します。
安心して楽しむための方法もお伝えするので、育てたいハーブがある方は参考にしてくださいね。
1. 植えてはいけない? 生育旺盛&繫殖力が強いハーブ4選
- ミント類[落葉多年草]
- ローズマリー[常緑低木]
- シソ[一年草]
- ジャーマンカモミール[一年草]
2. 【ガーデニング】庭に植えてはいけない?元気に育ちすぎるハーブ2選
2.1 ミント類[落葉多年草]
夏に嬉しい、スーッとした清涼感が心地よいミント類。品種によって香りが違い、ハーブティーやスイーツ、ポプリなど楽しみ方も豊富です。
しかし先述した通り、ミントは「植えてはいけない植物」として有名。かなり生育旺盛で丈夫なハーブです。地下茎でどんどん広がり、数年たった茎は木のように固くなるので撤去するのも苦労します。
カットした茎やわずかに残った地下茎からも根を出して育つほか、こぼれ種からも発芽するため、庭に植えてしまうと後悔されがちです。
筆者は鉢植えでアップルミントを育てていますが、毎年プランターが地下茎でパンパンになっています。
※参考価格:200~600円前後(3~3.5号ポット苗)
2.2 ローズマリー[常緑低木]
お料理の香りづけや、肉・魚の臭み消し、リースなどで大活躍のローズマリー。晩秋から初夏にはかわいらしい花も楽しめます。
ローズマリーもかなり生育旺盛で、放っておくと大株になってしまいます。ローズマリーには立性と這性がありますが、とくに管理が大変なのは這性。うねうねと地面を這うように成長し、地面についた枝からは根が出るので、剪定も大変です。
ローズマリーを育ててみたい方は立性を選ぶのがおすすめ。蒸れると虫がつきやすいため、梅雨前と秋の年2回程度、収穫を兼ねてバッサリと剪定しましょう。立性は刈り込みもできます。
※参考価格:200~2000円前後(3~3.5号ポット苗)
3. 【ガーデニング】庭に植えてはいけない?こぼれ種で広がりすぎるハーブ2選
3.1 シソ[一年草]
和ハーブの代表的存在であるシソ。青シソの葉は夏に欠かせない薬味、赤しその葉はジュースやふりかけで味わうほか、芽や花、実も食べられます。
成長段階によって異なった楽しみ方ができるシソですが、花後に放っておくと大量の種が飛び散り、翌年あちこちからシソが生えてきます。庭から食べきれないほどのシソが生えてくるだけでなく、ご近所の庭やアスファルトの隙間からも生える可能性があるため、要注意。
花が咲き始めたら実ができる前に収穫し、タネが落ちるのを防ぎましょう。プチプチ食感が楽しい「しその実」を収穫したい場合は、穂の一番上の花が咲くころに収穫するのがベストです。
※参考価格:150~300円前後(タネ1袋)
3.2 ジャーマンカモミール[一年草]
ジャーマンカモミールは、野趣あふれる可憐な花を、春から梅雨時に咲かせます。花からはリンゴのような甘い香りが漂い、摘みたての花で淹れたハーブティーは格別です。
ジャーマンカモミールは養分が少ない土でも1つ1つの株が大きく成長し、花つきがとてもよい植物。花が咲き終わると小さな種を無数につけ、こぼれ種から発芽して群生します。
ハーブティーを楽しむ場合も花を楽しむ場合も、タネがつく前にこまめに花を摘み、タネが落ちないように注意しましょう。
また、アブラムシやアリが多く集まるため、虫が苦手な方にはあまりおすすめできません。
※参考価格:120~500円前後(3~3.5号ポット苗)
4. 生育旺盛で繁殖力の強いハーブを安全に楽しむ方法
4.1 タネができる前に花がら摘みをする
離れた場所からの発芽を防ぐため、花を楽しんだ後はタネができる前に花がらを摘みましょう。
シソやローズマリー、ミントなど、種からの発芽率が高いハーブは、こまめな花がら摘みを心がけてください。
4.2 カットした花がらや茎、根などは袋に入れて処分する
剪定や植え替え、花がら摘みなどでカットした部分は、屋外に捨てず、袋に入れてごみとして処分しましょう。
ミントのように茎や地下茎からも繁殖するハーブは、カットした部分を土の上に放置すると、そこから増えてしまいます。
植物ごみの処分方法は、各自治体の分別方法を確認してください。
4.3 鉢植えで育てる
ミントやローズマリーのように成長が早いハーブは鉢植えで育てると、少し成長が抑えられます。広がりすぎるのを防ぐため、屋外の土に触れない場所にプランターを置きましょう。
鉢植えの場合は年1回程度、枝葉と根を1回り小さくカットし、土を入れ替えて植え直すと、サイズを保ちながら元気に育てられます。
5. 安易に地植えしたら後悔するかも!?「ミントテロ予備軍にならないために」
お庭に植えると後悔するかもしれない、生育旺盛&繁殖力の強いハーブ4選をご紹介しました。
このような植物は、乾燥や病害虫に強く、肥料もほとんど必要としない、丈夫で育てやすい植物。少し手間はかかりますが、生命力は強いので、枯れる心配をあまりせずに楽しめますよ。
自宅でハーブを育てたい方はぜひ参考にしてくださいね。





