※2024年8月8日、読者様からの指摘により、一部訂正しております。

団地暮らしの方は、自宅の生活音や子どもの声が隣人に迷惑をかけていないか、不安になることはありませんか?

同じ団地に住む隣人の方とは、トラブルのない良好な関係を築いていきたいですよね。

本記事では、自宅の中から発生する音を漏れにくくする防音対策を紹介します。

本記事を読むと防音対策を施し、家の生活音を気にせずストレスなく過ごせるようになるでしょう。

ちょっとした工夫で、団地暮らしの魅力は向上できます。

団地の魅力を引き出す施策は、個人のDIYだけでなく官民共同でも進められています。

MUJIとURが団地を拠点とした地域の活性化に取り組むなど、団地に対する姿勢や見方は刷新されつつあります。ぜひこの機会に団地の利活用を考えてみてください。

1. 団地のDIYで可能な防音対策5選

団地暮らしの方が可能な、防音対策のコツは以下の5つです。

  • ラグやカーペットを設置する
  • 防音カーテンを設置する
  • 吸音パネルを設置する
  • 家具を壁側に配置する
  • 押入れを作業スペースにする

次ページ以降でくわしく見ていきましょう。

2. 【写真】防音対策を工夫したみんなのおしゃれ画像を紹介

次のページからご紹介した各工夫術についてくわしく解説していきます。

3. ラグやカーペットを設置する

ラグやカーペットを設置して足音対策をしましょう。

ラグなどを敷くと、足音が響くのを防げます。

※環境やカーペットの材質、音質等によっては防音効果が期待できない可能性があります。また、騒音を出さない意識もトラブル防止の点で重要です。

また、音はさまざまな影響を受けて反響するため、必ずしも階下の人だけに響いているとは限りません。

歩行する場所や反響の仕方によって、隣や斜め下の住居に響く可能性もあります。

また、ラグやカーペットは足音の軽減だけでなく、インテリアのアクセントにもなりおしゃれな空間を作れます。

ラグなどを選ぶ際は、色やデザインも検討してインテリアに合うものを選びましょう。

小さい子どもが転んでもケガしにくくなる点もメリットといえます。

4. 防音カーテンを設置する

 

音漏れを防ぐために防音カーテンを設置しましょう。

防音カーテンで完全に音を遮ることは難しいですが、音漏れを軽減できます。

防音カーテンを選ぶ際は、上部にヒダがないフラットな形状のものを選びましょう。

ヒダがあると隙間が空きやすくなってしまいます。

また、防音カーテンの端は、レースカーテンをかけるレールに生地を掛けてL字型にすると隙間を埋められます。

隙間があると防音効果を感じにくくなるため、可能ならレールカバーも設置してできる限り隙間を埋めてください。

5. 吸音パネルを設置する

賃貸物件に使用できる吸音パネルを設置しましょう。

両面テープで施工可能な吸音パネルがあるので簡単に設置できます。

ただ、両面テープの粘着力に注意しなければ、吸音パネルを外すときにテープのベタベタ感が残ってしまったり、壁紙が一緒に剥がれたりしてしまいます。

両面テープだけで固定するのが不安な場合、吸音パネルの種類によっては小さなピンなども併用して固定するとよいでしょう。

小さい穴ならば、コーキングなどで原状回復が可能です。

6.  家具を壁側に配置する

大型家具や本棚、収納棚など高さのあるものは、壁際に設置しましょう。

素材は壁面材や防音材と異なりますが、音の伝達を低減できます。

壁面を覆う範囲が広く、物が多いほど防音効果が見込めます。

本が入っていない本棚よりも、本が詰まっている本棚のほうが音の伝達を低減できるでしょう。

7. 押入れを作業スペースにする

使っていない押し入れや、押し入れの中段に十分なスペースがあれば、リモートワークスペースにDIYするのがおすすめです。

押し入れは壁で囲まれたスペースなので、パソコン作業やオンラインの打ち合わせによる話し声などが拡散しにくくなっています。

在宅のリモートワークをしている方は、デスクよりも広い空間で作業が可能です。

押し入れの中段がすべてフリースペースとして空いている場合、必要な書類やプリンターなども設置しやすいでしょう。

8. おしゃれな防音カーテンの特徴と選び方

防音カーテンの購入は簡単な防音方法ですが、購入に失敗しないように特徴と選び方を確認しておきましょう。

8.1 防音カーテンの特徴

防音カーテンは、生地をアクリル樹脂などでコーティングしています。

さらに複数の生地を重ねて作り、繊維の隙間がないようにしているため遮光一級と同様の遮光機能も備わっています。

防音カーテンのメリット・デメリットは、以下の通りです。

防音カーテンのメリット

  • 低予算で防音対策が可能
  • 断熱効果がある
  • 遮光効果がある

防音カーテンのデメリット

  • 遮光により部屋が暗くなる
  • デザインの種類が限られる
  • 生地が重たい

低予算で防音対策が可能ですが、デザインが限られるため自宅のインテリア空間に合うのか慎重に検討しましょう。   

8.2 防音カーテンの選び方

防音カーテンは、部屋を明るくできる生地がおすすめです。

生地が厚く遮光機能もあるので、部屋が暗くなりやすいためです。

明るい生地が好みに合わない場合は、インテリアスタイルに合わせましょう。

モダンやナチュラル、北欧など部屋のインテリアスタイルに合わせると部屋に統一感が生まれ、おしゃれな空間を作れます。

9. 現在の日本の住宅事情(令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計結果)

2024年4月30日、総務省より「令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」が発表されました。

同調査によれば、日本の総住宅数は2018年から4.2%(261万戸)増となる6502万戸(2023年10月1日現在)でした。

総住宅数は1978年より右肩上がりに伸びており、増加率についても2018年の2.9ポイントから4.2ポイントへ上昇しています。

空き家率も13.8%と過去最高で、900万戸の空き家が存在しているのが日本の住宅の現状です。

10. まとめ

団地暮らしにおいて、防音対策は快適な生活を送るために重要です。

DIYで簡単にできる防音対策として、ラグやカーペット、防音カーテン、吸音パネルの設置、大型家具の配置変更、押入れの活用が挙げられます。

上記の対策を取り入れると、生活音に関するストレスを低減でき、近隣の方とのトラブルも発生しにくくなるでしょう。

少しの工夫で団地暮らしの生活環境を改善し、素敵なインテリアライフを過ごしましょう。

参考資料