6.  家具を壁側に配置する

大型家具や本棚、収納棚など高さのあるものは、壁際に設置しましょう。

素材は壁面材や防音材と異なりますが、音の伝達を低減できます。

壁面を覆う範囲が広く、物が多いほど防音効果が見込めます。

本が入っていない本棚よりも、本が詰まっている本棚のほうが音の伝達を低減できるでしょう。

7. 押入れを作業スペースにする

使っていない押し入れや、押し入れの中段に十分なスペースがあれば、リモートワークスペースにDIYするのがおすすめです。

押し入れは壁で囲まれたスペースなので、パソコン作業やオンラインの打ち合わせによる話し声などが拡散しにくくなっています。

在宅のリモートワークをしている方は、デスクよりも広い空間で作業が可能です。

押し入れの中段がすべてフリースペースとして空いている場合、必要な書類やプリンターなども設置しやすいでしょう。

8. おしゃれな防音カーテンの特徴と選び方

防音カーテンの購入は簡単な防音方法ですが、購入に失敗しないように特徴と選び方を確認しておきましょう。

8.1 防音カーテンの特徴

防音カーテンは、生地をアクリル樹脂などでコーティングしています。

さらに複数の生地を重ねて作り、繊維の隙間がないようにしているため遮光一級と同様の遮光機能も備わっています。

防音カーテンのメリット・デメリットは、以下の通りです。

防音カーテンのメリット

  • 低予算で防音対策が可能
  • 断熱効果がある
  • 遮光効果がある

防音カーテンのデメリット

  • 遮光により部屋が暗くなる
  • デザインの種類が限られる
  • 生地が重たい

低予算で防音対策が可能ですが、デザインが限られるため自宅のインテリア空間に合うのか慎重に検討しましょう。   

8.2 防音カーテンの選び方

防音カーテンは、部屋を明るくできる生地がおすすめです。

生地が厚く遮光機能もあるので、部屋が暗くなりやすいためです。

明るい生地が好みに合わない場合は、インテリアスタイルに合わせましょう。

モダンやナチュラル、北欧など部屋のインテリアスタイルに合わせると部屋に統一感が生まれ、おしゃれな空間を作れます。