2.2 介護保険料の基準額が「低い地域」と「高い地域」
また、厚生労働省の同調査による、市町村別の介護保険料基準額が「低い地域」と「高い地域」は下記のとおりです。
- 介護保険料基準額が最も低い地域:東京都小笠原村 3374円
- 介護保険料基準額が最も高い地域:大阪府大阪市 9249円
市町村別における介護保険料が最も高い自治体は「大阪府大阪市」で9249円で、最も低い自治体は東京都小笠原村で3374円となっており、約6000円もの差が生じています。
大阪市の「大阪市介護保険事業の現状について」によると、大阪市では要介護(要支援)認定者数が全国的な出現率よりも大きく上回っています。
さらに、大阪市の49.2%が市町村民税非課税世帯であるため、財政を維持する目的から、基準額を高くせざるを得ないのだとうかがえます。
では、後期高齢者医療保険料はどうでしょうか。
次章にて、後期高齢者医療保険料の基準額も確認していきましょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】