1.2 国家公務員の平均ボーナス支給額(特別職)

また、特別職の6月期の期末手当額は、下記のとおりです。

国家公務員の平均ボーナス支給額(特別職)

国家公務員の平均ボーナス支給額(特別職)

出所:内閣官房内閣人事局「令和6年6月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給」

  • 内閣総理大臣:約579万円
  • 国務大臣:422万円
  • (一般職) 事務次官:約326万円
  • (一般職) 局長クラス:約249万円
  • 最高裁長官:約579万円
  • 衆・参両院議長:約535万円
  • 国会議員:約319万円

なお、内閣総理大臣及び国務大臣については、行財政改革を目的にボーナスの一部を自主返納しており、返納後のボーナス額は内閣総理大臣は「392万円」、国務大臣は「327万円」となっています。

2. 上場企業に勤める会社員の夏季賞与はいくら?企業規模別のボーナス増額割合も

前章では、国家公務員の夏季賞与の平均額について紹介しましたが、同じく給与が高いとされる「上場企業に勤める会社員」のボーナスはどのくらいなのでしょうか。

一般財団法人 労務行政研究所の「東証プライム上場企業の2024年夏季賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査」によると、東証プライム上場企業の全産業の夏季賞与は84万6021円となりました。

2.1 東証プライム上場企業の全産業の夏季賞与は84万6021円

前年と比較すると「4.6%」の増額となっており、産業別では、製造業は4.3%増、非製造業は6.6%増で、全体的に賞与額が上がっていることがみてとれます。