2. 中間管理職の年収「係長・課長・部長」の平均を比較

厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、中間管理職の平均給与は部長級で59万6000円でした。

課長級では49万800円、係長級では37万800円です。

部長級・課長級・係長級の賃金

部長級・課長級・係長級の賃金

出所:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」

2.1 部長級:59万6000円

  • 年齢:52.8歳
  • 勤続年数:22.5年
  • 男性平均:60万4100円
  • 女性平均:52万1000円

2.2 課長級:49万800円

  • 年齢:49.2歳
  • 勤続年数:20.9年
  • 男性平均:50万700円
  • 女性平均:43万800円

2.3 係長級:37万800円

  • 年齢:45.4歳
  • 勤続年数:17.6年
  • 男性平均:38万2300円
  • 女性平均:33万5900円

2.4 非役職者:29万1100円

  • 年齢:41.2歳
  • 勤続年数:10.6年
  • 男性平均:31万1900円
  • 女性平均:26万300円


あくまでも平均なのでひとつの目安にしかすぎませんが、役職や男女別で異なるということがよくわかります。

部長級になれば、非役職者より約30万円も月給があがります。しかし、ここから税金や社会保険料が天引きされることを考えると、手取りベースでの差は縮まると考えられます。