記録的猛暑が続き、「過去最高気温」を毎年更新している夏がやってきます。
毎月の電気代が怖いという方も多いのではないでしょうか。
岸田首相は8月から10月までの支援は再開すると発表したものの、生活は依然として厳しい状況がつづきます。
これからの日本は、安心して老後を迎えられる国となっていくのでしょうか。
今回は、電気代をめぐる現状から年金を収入の中心として暮らすシニアたちの家計事情について見ていきましょう。
1. 「燃料油及び電気・ガス負担軽減策に関する緊急提言」8月から期限付きで決定
2024年6月27日、自由民主党が「燃料油及び電気・ガス負担軽減策に関する緊急提言」を公表。
2024年8月〜10月の電気・ガス料金の一部補助について、岸田首相に提言したことを明らかにしました。
電力・ガスに関する支援措置は2024年5月末で一旦終了し、今夏の光熱費の高騰が懸念されているところでした。
これらの措置によって「年末までの消費者物価の押し下げ効果を、措置がなかった場合と比べ、燃料油とあわせて月平均0.5%ポイント以上とするべく検討する」などと明言しています。
それでは、現在の日本における電気代の費用や家電の電力消費割合の現状はどのようなものなのでしょうか。
次の章で詳しく見ていきましょう。