6. 投資信託にかかる費用を必ずチェックしておく

新NISAで投資信託を購入する際には、手数料がかかります。主な手数料は、以下のとおりです。

  • 購入時手数料
  • 信託報酬
  • 信託財産留保額

投資信託は、購入時に手数料がかかるものがあります。

手数料は購入価格の数%程度ですが、購入のたびにかかるため長期投資をするならばできる限り削減したいコストです。

ただし、つみたて投資枠で購入できる金融商品は、すべて購入時手数料が0円です。

また、ノーロードと商品名に記載されていれば、購入時手数料はかかりません。

また、投資信託の保有時には信託報酬の支払いが必要です。金額は、ファンドの総資産額に対して数%程度です。

信託報酬は、投資信託の保有期間が長いほど、支払い続ける必要があります。

インデックスファンドのようにできる限り信託報酬の低い商品に投資すると、余計なコストをかけずに資産を増やせます。

そして、投資信託の解約・売却時は信託財産留保額の負担が必要です。

基準価額に対して数%程度かかります。ただし、商品によっては差し引かれないものもあります。

売却時の利益が減らないよう、差し引かれないファンドに投資するとよいでしょう。

7. まとめにかえて

新NISAは適切にリスクを管理して長く続けていけば、その恩恵を最大限に受けられます。

これからの時代では、資産づくりの方法の一つとして、新NISAは有力な選択肢になっていくでしょう。

また、証券会社でも新NISA制度開始にあわせて様々なキャンペーンを実施しています。

この時期にしか受けられないキャンペーンも複数あるため、ぜひこの機会に新NISAを始めてみてはいかがでしょうか。

参考資料

石上 ユウキ