もうすぐ3月。日ごとに春の気配が濃くなり、土に触れるのが楽しい季節になってきましたね。
園芸店やホームセンターの店先に色とりどりのお花が並び始めると、ガーデニング好きの皆さんにとっては、今年はどんな子をお迎えしようかとワクワク心が躍るのではないでしょうか。
今回は、そんな春のお庭やベランダにぜひ取り入れていただきたい、「白のラナンキュラス」と「花かんざし」を使った素敵なアレンジを、苗の参考価格とあわせてご紹介いたします。
一見すると普通の寄せ植えに見えるのですが、実は水やりなどの管理がぐっと楽になる「寄せ鉢」という工夫を取り入れた、初心者の方にもおすすめの方法なんですよ!
1. 質感のコントラストを楽しむ「ラナンキュラスと花かんざし」
幾重にも重なる薄紙のような、ラナンキュラスの柔らかな花びら。その隣では、ドライフラワーを思わせるカサカサとした質感の花かんざしが、異なる表情を見せてくれます。
質感のコントラストが楽しい、清潔感あふれる白でまとめたワントーンのアレンジは、洗練された印象を与えます。
このアレンジのポイントは、長方形のプランターを鉢カバーのように使い、底に鉢底石を敷いてからポット苗をそのまま並べている点です。
どちらも過湿を嫌う性質ですが、鉢の大きさによって土の乾くスピードは異なります。寄せ鉢なら、それぞれの乾き具合に合わせてベストなタイミングでお水をあげられますよ。
次では、ラナンキュラスと花かんざし、それぞれの花について詳しく紹介します。
2. 幾重にも重なる花びらが美しい、春ガーデンの主役「ラナンキュラス」
春のガーデニングで主役級の存在感を放つラナンキュラス。幾重にも重なった繊細な花びらが、空間をぱっと華やかに演出してくれます。
球根が腐りやすいため過湿は苦手ですが、お花がたくさん咲く時期は意外とお水を欲しがります。土の表面が乾いたのを確認してから、たっぷりとあげるのが長く楽しむポイントです。
そのため、個別に水やりを調整できる「寄せ鉢」は、ラナンキュラスにぴったりの手法といえるでしょう。
- 開花期: 3月〜5月
- 草丈: 30cm〜50cm
- 日照: 日向
- 価格: ※参考価格:400円〜800円前後(3号ポット苗)
3. カサカサとした不思議な質感が愛らしい、名脇役「花かんざし」
赤紫色のつぼみが開くと、白いカサカサとした独特の質感を持つ花を咲かせる花かんざし。
寄せ鉢の足元を愛らしく彩り、全体のバランスを整えてくれる優秀な引き立て役です。この植物も過湿を嫌う性質があるため、風通しの良い場所を選びましょう。
また、花が雨に濡れると傷んでしまうため、雨の日は軒下などで管理してあげてくださいね。
- 開花期: 2月〜5月
- 草丈: 10cm〜20cm
- 日照: 日向
- 価格: ※参考価格:300円〜500円前後(3号ポット苗)
4. まとめにかえて
お水の乾き具合が異なる植物も、「寄せ鉢」というアイデア次第で、無理なく一つの美しい景色を作り出すことができます。
今回ご紹介したホワイトアレンジを参考に、ぜひ春のガーデニングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
※植物の価格は、生育状況や店舗によって異なります。
5. 【ガーデニング豆知識】植木鉢の号数とサイズ一覧
さいごに、植木鉢の号数とサイズも確認しておきましょう。
植木鉢のサイズは直径3㎝刻みです。
- 3号鉢…直径9㎝
- 3.5号鉢…直径10.5㎝
- 4号鉢…直径12㎝
- 5号鉢…直径15㎝
- 6号鉢…直径18㎝
これより大きな鉢も、鉢の号数×3が直径です。
植物に対して植木鉢のサイズが小さすぎると根が詰まり、水や肥料を吸収しづらくなってしまいます。反対に鉢サイズが大きすぎると鉢内の水が乾きにくくなり、根腐れやコバエ発生の原因に。
植え替えの際は、元の鉢サイズよりも1号大きいサイズの鉢に植え替えるとよいでしょう。
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