3.2 積立投資のデメリット
短期的な利益が期待しにくい
積立投資は長期的な資産形成を目指す手法であるため、短期的な市場の上昇を活用して大きな利益を得ることは難しいです。短期的な利益を求める投資家には向いていません。
市場全体のリスクにさらされる
積立投資は分散投資の一環としてリスクを低減する効果がありますが、市場全体が低迷するときには、その影響を避けることはできません。リーマンショックやコロナショックのような大規模な市場下落時では、損失が発生する可能性はあります。
投資対象の選択が重要
積立投資といっても、投資対象はさまざま。投資対象によっては損をしたり、長期的に見てもあまり利益が得られない場合もあります。
これらのデメリットを理解し、自身のとれるリスク許容度を把握しながら、長期的な視点で積立投資を行うことが重要です。
4. 夫婦で新NISAの活用方法を考えよう
新NISAは、非課税枠や非課税期間が以前と比べると増えています。
コツコツ積み立てることで、リスクを押さえながら資産を少しずつ増やせる場合もあります。
この記事を参考に、新NISAでの積立投資をご夫婦でも考えてみてくださいね。
参考資料
宮野 茉莉子