3. 積立投資のメリット・デメリットとは?
積立投資のメリット・デメリットも把握しておきましょう。
3.1 積立投資のメリット
リスク分散
積立投資は一定額を定期的に投資するため、買付時期を分散することができます。これにより、市場の変動リスクを軽減することができるでしょう。
ドル・コスト平均法の効果
定期的に同じ金額を買い付けることで、価格が低いときには多く、価格が高いときには少なく買うことができます。一定金額を定期的に購入するドル・コスト平均法では購入価格が平準化されます。
少額から始められる
一度に多額の資金を準備する必要がなく、少額からでもはじめられるため投資のハードルが低く、初心者でも取り組みやすいです。
これらのメリットにより、積立投資は特に長期的な資産形成に適しており、安定した運用を目指す方ははじめやすいでしょう。
一方で、積立投資のデメリットは次の通りです。
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元証券会社社員
経歴と保有資格
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
得意ジャンル
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児のひとり親。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年8月20日更新)。