6月は一般的にボーナス月です。
まとまった収入が入るこの時期に、改めて家計や貯蓄を見直す方もいるのではないでしょうか。
今年は新NISAがはじまり、より長期的な資産形成もはじめやすくなりました。
この記事では、新NISAについて解説した後、共働き世帯の積立投資をシミュレーションしていきます。
1. 新NISAとは?
はじめに新NISAの概要を見ていきましょう。
2024年に開始された新NISA制度は、長期的な資産形成を支援することを目的としています。
1.1 新NISA「成長投資枠」
- 年間投資上限額:240万円
- 非課税保有期間:無期限
- 投資対象商品:上場株式・投資信託など
1.2 新NISA「つみたて投資枠」
- 年間投資上限額:120万円
- 非課税保有期間:無期限
- 投資対象商品:投資信託やETF
非課税保有限度額(総枠):1800万円(うち成長投資枠1200万円)※枠の再利用が可能
新NISAは上記のように、旧NISAよりも年間投資上限額などが増え、成長投資枠とつみたて投資枠の併用が可能となりパワーアップしました。
この制度の導入により、多くの国民が投資を通じて資産を増やす機会が拡大すると期待されています。