2. 面接官の印象に残る履歴書の5つの工夫
ここまで、履歴書や職務経歴書の違いを見てきました。
ここからは、履歴書について職務経歴書が準備されているという前提で、どのような点に工夫すればよいのかをみてきましょう。
2.1 よい履歴書とNG履歴書の違い【その1】学歴と職歴が関連付けられて記載されているか
社会人経験が短いケースであれば、学歴と職歴の関連性が見えてくると、勉強と仕事に対しての一貫性が見えてくるので、印象は良くなります。
ただし、学歴と職歴が一致しているケースばかりではないでしょうから、あくまでもプラスポイントということになります。
2.2 よい履歴書とNG履歴書の違い【その2】職歴に簡単な仕事内容や担当内容が記入されているか
職務経歴書もあせて用意されている場合には、比較的内容をあっさりと記載している候補者が多くなっています。実際、学校名とその入学や卒業タイミング、また職歴も企業名とその入社・退職タイミングのみが書かれていることが多いです。
シンプルな記載は好感が持てることもある一方、面接官は、求職者の職歴の大きな流れを把握したいと考えることもあります。たとえば、学歴には、所属していたゼミや卒業論文のタイトルや簡単な内容、また職歴では部署や担当内容を簡単に箇条書きで記載するとよいでしょう。
2.3 よい履歴書とNG履歴書の違い【その3】写真を添付するなら縮小や幅、画質などが適切か
履歴書に写真を添付する必要は必ずしもないですが、添付する場合には、サイズが合っているか、またデジタルデータとして添付する場合には縮小が正しくされているかを注意したいです。
また、写真の添付をするなら、明るく、画質が見やすい方がよいです。中には、暗く、ドット風の写真になっている方もいます。