2.4 よい履歴書とNG履歴書の違い【その4】免許・資格は一定基準以上のものを記載されているか
免許や資格は、ないよりもある方が当然よいです。ただし、記載してプラスのイメージを持たれるのかどうかがポイントとなります。
たとえば、英検であれば2級以上(できれば準1級)であれば目を引きます。TOEICも600点台のスコアであれば、試験を受けている姿勢は好感が持てますが、あえて記載することでプラスの印象とはなりにくいのが実際です。
簿記検定は2級以上であれば、「経理などで最低必要となる簿記の基本は押さえているんだな」という印象は持たれます。しかし、3級ですと、「3級レベルか」という印象を与えてしまいます。
また、仕事とは直接関係ない資格は、趣味や特技の欄で記載する方が面接での会話は弾むかもしれません。
2.5 よい履歴書とNG履歴書の違い【その5】志望動機はできれば記入しておきたい
転職エージェントが渡すフォーマットの場合には、「志望動機」の枠・スペースがないものもあります。
転職エージェントは候補者に複数企業を紹介することを前提としているので、志望動機を都度入力してもらうのが手間なので省いたフォーマットが出回っているのかもしれません。
ただ、採用側からすると、志望動機は最も重要な要素なので、志望動機がしっかりしている候補者とそうでない候補者とでは、評価の目も大きく変わります。
2.6 よい履歴書とNG履歴書の違い【番外編】PDFにするなら1枚ものでPDF化を
履歴書をPDFで見る際に、2枚があわせて1ページになっており、2枚1組になっているページの場合、縦と横の向きを変えないといけなければならないことがあります。
向きを変えればいいだけと思うかもしれませんが、その資料は2枚一組になっているため、フォントのサイズも小さいことが多く、さらに拡大をするということが必要となります。
「採用担当者が自分で対応すればいいだろ」という声もありますが、使い勝手などを考えると、履歴書が使われるシーンを想定して準備していくのがよいのではないでしょうか。