4. 【おひとりさま】老後のひとり暮らしの生活費はいくらか
最後に、総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2023年(令和5年)平均結果の概要」を参考に、老後のひとり暮らしの生活費も見ていきましょう。
月の収入
収入:12万6905円(うち社会保障給付11万8230円)
月の支出
- 消費支出:14万5430円
- うち食料:4万103円
- うち住居:1万2564円
- うち光熱・水道:1万4436円
- うち交通・通信:1万5086円
- うち保健医療:7981円
- 非消費支出:1万2243円など
支出合計15万7673円
月の収支:▲3万768円
老後のひとり暮らしの生活費をみると、公的年金は約12万円近く。
一方で出費を見ると、食費は約4万円で、光熱費と交通・通信費をあわせれば約3万円などとかかります。
住居費は1万円台ですから、賃貸住まいだとさらに家賃がかかるため、支出合計が20万円近くとなる場合もあるでしょう。
ひとりの老後については住まいや、また車を保有するかによっても支出が大きく変わるため、どのような生活をおくるのか早くから考えておきましょう。
現役時代のうちから、老後生活に備えて生活のダウンサイジングをおこなうことも大切です。