1. 【ランクル250】伝統とモダンを統合させた内外装デザイン
トヨタのランクル新型250シリーズは、伝統とモダンを融合しながら、過酷な使用用途にも耐えられる信頼性と、永く愛せる飽きのこないシンプルさ、そしてプロが使う洗練された機能美をキーワードに外装・内装がデザインされています。
1.1 悪路での機能性を具現化したエクステリア
サイドビューは、オフロードでも路面を見下ろしやすく一段低くクランクさせた水平基調のベルトラインや、サイドドアパネル下部やフロントおよびリヤのバンパー下部が岩などとの干渉を避けるため削り取られたデザインになっています。
フロントビューでは、オフロード走行時の破損リスクを考慮して高く中央に寄せたランプ配置や破損しやすいコーナー部のみ交換可能な分割式バンパーなど、歴代ランドクルーザーがこだわってきた機能美を追求し引き締まった印象を強調しています。
ボディカラーでは、アバンギャルドブロンズメタリック、スモーキーブルーなどのモノトーンカラー5色と、ライトグレーのルーフ色と新規開発色、サンドを組み合わせたツートーンカラー含む全6色が設定されています。
1.2 高い機能性と安心感をもたらすインテリア
インテリアでは、悪路でもクルマの姿勢を捉えやすい水平基調のインストルメントパネルや、高さを抑えた造形、そして低く設計されたカウルとインストルメントパネルによる良好な前方視界が安全・安心感を与えています。
そして、スイッチ類の集中配置を実現し、形状と操作方法を機能ごとに区別するなどオフロードなど過酷な環境においても、より運転に集中しやすいレイアウトを創出しています。
2. 【ランクル250】2タイプのパワートレーン
ランクル新型250シリーズには、2.8L直噴ターボディーゼルエンジン+Direct Shift-8ATと、2.7Lガソリンエンジン+6 Super ECTと、2タイプのパワートレーンを設定しました。
2.1 2.8L直噴ターボディーゼルエンジン+Direct Shift-8AT
オフロード/オンロードでの扱いやすさを追求した「2.8L直噴ターボディーゼルエンジン」と「Direct Shift-8AT」。
この2つの組み合わせにより、最大トルク500N・m(51kgf・m)をエンジン回転数1600~2800r.p.mという低回転で発生させ、トルクフルな走行とクルマを操る楽しさを実現すると同時に、WLTCモード走行燃費は11.0km/Lを達成しています。
2.2 2.7Lガソリンエンジン+6 Super ECT
「2.7Lガソリンエンジン」は、最高出力120kW(163PS)、最大トルク246N・m(25.1kgf・m)を発揮する自然吸気エンジンと6Super ECTを組み合わせることで、スムーズな加速と発進~低速走行シーンでのスムーズさで高い車速コントロール性を追求。
WLTCモード走行燃費は7.5km/Lを達成しました。
次章では販売台数限定8000台となる特別仕様車 ZX“First Edition”と VX“First Edition”をご紹介していきます。