50歳になると、老後を意識する人も多いです。
特に、老後資金の用意ができていない世帯は不安を感じるでしょう。
では、最近話題の新NISAを利用して50歳から「3000万円」を作ることは可能なのでしょうか。
本記事では、新NISAの積立投資で50歳から65歳までに3000万円用意するのに必要な毎月の積立額をシミュレーションします。
運用利回り別にもシミュレーションするので参考にしてみてください。
1. 新NISAとはどのような制度か
シミュレーションをする前に、まずは新NISAがどのような制度かを確認しましょう。
新NISAとは、投資で得た利益と配当金が非課税になる制度です。
通常、投資で発生する利益と配当金には約20％の税金がかかります。一方で、新NISAを利用して投資すればこの税金がかからないため、効率よく資産形成が可能です。
また、新NISAでは年間に最大360万円の投資ができ、合計で1800万円分（取得時の価格で計算）までの投資商品を保有できます。
では、新NISA制度を活用した資産運用で老後資金を準備することはできるのでしょうか。
次章でシミュレーションしていきます。
