3. 【マンション売却の最新動向】大切なのは、不動産会社選び
一方で、「マンションの売却を考えているけれど、何から始めたらよいか分からない」という方もいると思います。まず売却を検討する際に大切なのは、売却を依頼する不動産会社選びです。
アットホームの調査で、売却を依頼した不動産会社を見つけた経緯について聞いたところ、「次に住む物件を購入・借りる際に利用する予定の会社だった」が18.8%とトップでした。次の住まい探しの際にやり取りしている不動産会社に売却を依頼する人が多いようです。
次いで16.4%だったのが「一括で物件の売却査定依頼ができるサービス」。アットホームをはじめ、さまざまな企業が提供している一括売却依頼サービスを通して依頼する方も多いようです。そのほか、「『不動産 売却』などのキーワードでインターネット検索」や「不動産会社を直接訪問」という回答も約15%となりました。
また、不動産会社を選ぶうえで重視したことも聞いたところ、「実績が豊富なこと」が 37.0%でトップでした。より希望に近い条件で売却するために、不動産会社の実績を重視する方が多いようです。
4. 【マンション売却の最新動向】不動産会社に教えてもらって良かったこと
売却を依頼する不動産会社を決めた後は、しっかりと不動産会社とコミュニケーションを取りながら、不明点はどんどん不動産会社に確認していきましょう。
マンションを売却したことがある人を対象に実施したアットホームの調査によると、不動産会社に教えてもらって良かったことは、半数以上が「売却にかかる諸費用」と回答しました。
マンション売却時には不動産会社に支払う仲介手数料や印紙税、各種証明書を準備するための費用などが発生するため、不動産会社から教えてもらって良かったと感じた人が多いようです。
5. 【マンション売却の最新動向】売却物件の築年数、広さは?
では、実際に売却できた物件は、どのような物件が多いのでしょうか?
アットホームの調査では、売却時の築年数は平均19.1年、売却物件の広さは平均73.7平方メートルでした。
また、売却までにかかった期間についても調査したところ、平均3.9カ月でした。最も多かったのは「1カ月」が28.5%、次いで「3カ月」が22.3%となりました。
約7割が3カ月以内に売却しており、「13カ月以上」かかったと回答したのは3.1%と、物件の条件などによって差がありそうです。