日の光にぬくもりが感じられるようになり、地域によっては花の便りがちらほら聞こえてくるようにもなりましたね。

どこかへ出かけて花を愛でるのも楽しいですが、この春は手軽に花壇やお庭、鉢植えなどでお花を育ててみませんか?

今回は、「春っぽ気分が上がる」一年草を参考価格とともにご紹介します。あなたの“推し”の花を見つけてみませんか。

1.  一年草とは

ここであらためて、一年草、多年草、宿根草の違いを整理しておきましょう。

【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?1/21

【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

今回の記事では「一年草」の花々をご紹介します。

種まき、発芽、開花、そして枯れるというサイクルがワンシーズンで完結しており、持っているエネルギーをすべて使うことができる一年草。

多年草や宿根草と比べると花は大ぶりで鮮やか、花つきがよいものが多いのも特徴です。

2. 【ガーデニングアルバム】春っぽ気分が上がる!庭にお迎えしたい一年草<写真一覧>

本文内でご紹介する素敵な花々を並べてみました!外部配信先で写真を閲覧できない場合は、LIMOサイト内でご覧ください。

2.1 アイスランドポピー Papaver nudicaule/ケシ科

アイスランドポピー Papaver nudicaule/ケシ科2/21

アイスランドポピーのオレンジ色の花が咲いている

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アイスランドポピー Papaver nudicaule/ケシ科3/21

アイスランドポピーの花。色はオレンジや白。

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2.2 リナリア Linaria/オオバコ科

リナリア Linaria/オオバコ科4/21

リナリアの花が咲いている。色はピンクとクリーム色。

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リナリア Linaria/オオバコ科5/21

白と黄色のリナリアの花がアップで写っている。

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2.3 ハナカンザシ Rhodanthe anthemoides/キク科

ハナカンザシ Rhodanthe anthemoides/キク科6/21

ハナカンザシ Rhodanthe anthemoides/キク科

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ハナカンザシ Rhodanthe anthemoides/キク科7/21

ハナカンザシ Rhodanthe anthemoides/キク科

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2.4 キンギョソウ Antirrhinum majus/オオバコ科

キンギョソウ Antirrhinum majus/オオバコ科8/21

ピンクのキンギョソウの花が咲いている

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2.5 カスミソウ Gypsophila/ナデシコ科

カスミソウ Gypsophila/ナデシコ科9/21

白いカスミソウの小さな花が一面に咲いている。

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カスミソウ Gypsophila/ナデシコ科10/21

ピンクのカスミソウの花

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2.6 ニゲラ ​​Nigella/​​キンポウゲ科

ニゲラ ​​Nigella/​​キンポウゲ科11/21

青いニゲラの繊細な花が咲いている

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ニゲラ ​​Nigella/​​キンポウゲ科12/21

ニゲラの花。色はピンク。

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2.7 トレニア ​​Torenia/アゼトウガラシ科

トレニア ​​Torenia/アゼトウガラシ科13/21

トレニアの花。色は、白とピンク、白と紫のツートンカラー。

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トレニア ​​Torenia/アゼトウガラシ科14/21

トレニアの花。ピンクと白のツートンカラー。

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お気に入りの花は見つかりましたか?次で詳しく見ていきましょう!

3. 【春の一年草ガーデニング】春っぽ気分が上がる!庭にお迎えしたい一年草7選

ここからは、前ページでご紹介した植物をひとつずつ解説していきます。

3.1 アイスランドポピー

アイスランドポピー Papaver nudicaule/ケシ科15/21

オレンジ色のアイスランドポピーの花が咲いている

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  • 学名:Papaver nudicaule
  • 科名:ケシ科
  • 草丈:30~60cm
  • 開花期:3~5月ごろ

すでに開花の時期を迎えているアイスランドポピー。暖かい陽射しのようなオレンジ色がポピュラーですが、ホワイトやパステルピンクなど春らしい色もたくさん揃っています。

広い面積の場所に植栽されることが多く、色とりどりの花が一面に咲く様子もみごとですが、薄い和紙のような花びらが重なって繊細に咲く姿は間近で見てもとても魅力的です。

花もちがよいので、大切に育てた花を花瓶にさしてお部屋などに飾ることができるのも楽しみのひとつです。

※参考価格:200~700円(3号ポット苗)

3.2 リナリア

リナリア Linaria/オオバコ科16/21

黄色いリナリアの花が咲いている

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  • 学名:Linaria
  • 科名:オオバコ
  • 草丈:30~100cm
  • 開花期:3月中旬~7月上旬、12月上~中旬、5月~7月(品種により異なる)

紫、赤、白、ピンク、黄、紫……花色が豊富なリナリア。すらりとした花穂が風に揺れる優美な姿は見る者をうっとりさせてくれます。

葉の色がきれいで、つぼみがたくさんついている、茎がぐらついていないしっかりとした苗を選ぶのがポイント。ほかの植物との相性がよいので寄せ植えでも楽しめます。

乾燥気味な環境を好むので、水はけがよい土に植え、土の表面が乾いたらたっぷり水やりするとよいでしょう。

※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)

3.3 ハナカンザシ

ハナカンザシ Rhodanthe anthemoides/キク科17/21

ハナカンザシの白い美しい花。

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  • 学名:Rhodanthe anthemoides
  • 科名:キク科
  • 草丈・樹高:10~20cm
  • 開花期:3月~5月

赤っぽく丸い蕾が開くと白い小さな花が咲きます。丸い蕾が簪(かんざし)のように見えるのでハナカンザシと呼ばれています。

カサカサした手ざわりの花びらが独特で、切り花でも持ちがよいですが、ドライフラワーにしてさらに長く楽しむこともできます。

高温多湿が大の苦手で特に夏越しが難しいので一年草扱いされる場合が多いですが、もともとは多年草です。水やりの際は直接かからないように注意しましょう。

※参考価格:300~600円(3号ポット苗)

3.4 キンギョソウ

キンギョソウ Antirrhinum majus/オオバコ科18/21

オレンジ色のキンギョソウ

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  • 学名:Antirrhinum majus
  • 科名:オオバコ科
  • 草丈・樹高:20~120cm
  • 開花期:4月~6月がメイン

ふっくらとした花の形が金魚の泳いでいる姿に似ていることから、キンギョソウと呼ばれています。スナップドラゴンという英名も持つので、2024年、今年の干支である辰年にちなんで育ててみるのはいかがでしょうか。

パッと目を引く色彩、甘い香り、主役級の存在感を放って咲く花です。一重咲き、八重咲きのほか、ペンステモン咲きという花が杯状に開く品種もあり、それぞれ印象が違うので見ていて楽しくなります。

日当たりと水はけのよい場所を好みます。

※参考価格:100~700円(3号ポット苗)

3.5 カスミソウ

カスミソウ Gypsophila/ナデシコ科19/21

白いカスミソウの花。

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  • 学名:Gypsophila
  • 科名:ナデシコ科
  • 草丈・樹高:20~100cm程度
  • 開花期:5~7月

地中海沿岸からアジアにかけて125種ほどが分布しているカスミソウ。一年草だけでなく、なかには多年草で宿根性のものもあります。

真っ白な花を無数に咲かせるのが儚げで素敵ですが、「ジプシーディープローズ」「マイピンク」といったピンク色の星をちりばめたようなキュートな品種もあるので、見つけたらぜひゲットしてみてください。

高温多湿に弱いので、鉢植えは風通しのよい日なたに置きます。庭植えでは、水はけのよい日なたに植えつけ、高温期の長雨には当てないようにしましょう。

※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

3.6 ニゲラ

ニゲラ Nigella/キンポウゲ科20/21

群青色のニゲラの花

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  • 学名:​​Nigella
  • 科名:キンポウゲ科
  • 草丈・樹高:40~100cm
  • 開花期:4月下旬~7月上旬

個性的な花の代表選手と言ってもいいニゲラ。青や白、ピンクの花弁のように見えている部分は、実は萼片。苞と呼ばれる糸状の葉が、花を包むようなフォルムが、繊細かつユニークです。

姿だけでなく名前も個性的で「Devil in a bush」つまり「茂みの中の悪魔」という英名も!これは花の後にできる黒い実の形が、角が生えた悪魔が茂みに潜んでいるように見えるからだそう。和名ではクロタネソウとも呼ばれています。

放任しても育つ強靭さで、ビギナーでも育てやすい植物です。花が咲いて実をつけるまでの変化を楽しんでみましょう。

※参考価格:300~700円前後(3号ポット苗)

3.7 3.7 トレニア

トレニア Torenia/アゼトウガラシ科21/21

トレニアの花。色とりどり。

Kailash Prajapati44/shutterstock.com

  • 学名:Torenia
  • 科名:アゼトウガラシ科
  • 草丈:20~30cm
  • 開花期:4~11月

とても育てやすく、たくさんの花を咲かせてくれるトレニア。バリエーションに富んだカラーとスミレに似た可憐な姿で人気があります。

こぼれ種が発芽して増える場合も。また、多年草の品種もあります。

※参考価格:200~600円(3号ポット苗)

4. 春の始まりに探してみたい、私の”推しの花”

いかがでしたでしょうか?それぞれの花の魅力を感じていただけたと思います。好きなものを見つけたら、愛情たっぷりに育ててみてください。

太陽というスポットライトを浴びて、けなげに花を咲かせるその姿にキュンとすること間違いなしです。花からエネルギーをもらって素敵な春を過ごしましょう。

LIMO編集部