「老後子どもの世話になるつもりなんてサラサラない」多くの親は、我が子にこう言います。
事実、内閣府の「令和4年高齢者の健康に関する調査結果」でも、65歳以上男女の9割がトイレなどの介護が必要となった際、年金や貯蓄など自分の資産から介護費用を捻出するつもりだと回答。
一方で、働き盛りのアラフォー・アラフィフ世代の中には「介護はもはや他人事ではない」と感じながらも、親の健康状態や資産を把握できておらず、漠然とした不安を持つ人もいるでしょう。
団塊の世代が全て75歳以上となる2025年は、65歳以上の約5人に1人が認知症になるという推計されている年でもあります。親が元気で意思疎通をはかれるうちに、年金や貯蓄などの資産状況を聞いておきたいものですが……。
みなさんのおたくではどうでしょう?今回は、シニア世代の年金・貯蓄、そして介護費用について考えてみましょう。