お墓購入予定者の約半数が「墓じまいを想定」

ちなみに、全国石製品協同組合(全石協)が2022年9月19日に公表した調査結果では、お墓の購入を予定している人の約半数(48.9%)が「七回忌まで」「三十三回忌まで」などと、お墓の使用期限を想定しているという結果に。

お墓を買う時点で「墓じまい」をまでを考える人が多いことに思わず納得したという方もいるでしょう。「墓じまいセット付き」の一般墓を選んだという声も聞こえました。

ちなみに「墓じまい」とは、それに伴うお墓の引っ越し(改葬)までを含めた一連の作業を呼ぶことが多いですね。

厚生労働省が2023年10月に公表した「令和4年度衛生行政報告例」を見ると、2022年度の全国の改葬件数15万1076件と過去最高に。1998(平成10年)年からの四半世紀で倍増。

このことからも「お墓をしまう」人が確実に増えていることがうかがえます。