年末年始、そして成人の日を含めた三連休、日頃なかなかできないお墓参りをされた方もいるでしょう。
なかには「もっとお墓参りがしやすい場所にあればなぁ……」「一人娘が嫁いだら、うちのお墓はどうなるのかしら?」など、いまのお墓に対する漠然とした不満や不安を持つ方もいるはずです。
少子化が進むいま、お墓を継承する次世代の若者たちのライフスタイルは変化しています。また、結婚したり子どもを持つこと選択をしない人も増える今。「跡継ぎが不要な供養のスタイル」を検討する人は増えていくはず。
今回は調査結果などをもとにイマドキのお墓事情を探っていきます。「うちのお墓、将来どうする問題」の当事者の方も、その予備軍も、ぜひ一緒に考えていきましょう。
お墓のスタイル色々「新しい供養の形」とは
少子化、核家族化がすすむいま、ライフスタイルの変化にともないお墓選びにも新しい傾向が。いわゆる昔ながらの「一般墓」のほか、納骨堂や樹木葬など新しいスタイルのお墓に注目する人が増えています。
株式会社アンカレッジが2023年12月に公表した「家族で迎える新年の決断!2023年お墓選び完全ガイド」によると、
お墓の購入で最も人気が高かったのは「樹木葬」。次いで、納骨堂、一般墓でした。
「墓守のいらない供養の方法」を選ぶ人が増えていることが分かります。