2.4 南丹市の住民税非課税世帯
南丹市の住民税非課税世帯の要件は下記のように定められています。
- 賦課期日現在、生活保護法による生活扶助を受けている人
- 賦課期日現在、障害者、未成年者、寡婦またはひとり親で前年の合計所得金額が135万円以下の人
- 前年の合計所得金額が、次の金額以下の人(南丹市の場合)
扶養親族のいない人 38万円
扶養親族のいる人 28万円×(同一生計配偶者+扶養親族数+1)+26万8000円
南丹市における「均等割非課税早見表」は下表のとおりです。
南丹市によると、令和3年度からの税制改正により、非課税となる合計所得金額の上限が10万円ずつ引き上げられているようです。
2.5 綾部市の住民税非課税世帯
綾部市の住民税非課税世帯の要件は下記のように記載がされています。
- 1月1日現在、生活保護法により生活扶助を受けている人
- 1月1日現在、障害者、未成年、ひとり親または寡婦で前年の合計所得金額が135万円以下であった人
上記の「合計所得金額が135万円以下」とは、給与収入に直すと204万3999円以下となるため留意しておけると良いです。
また、公的年金収入に直した場合、その年の12月末時点で65歳未満の人の場合216万6667円以下、65歳以上の人の場合は245万円以下となります。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年5月29日更新)