3. 住民税非課税世帯への「給付」はいつから?
現在政府・自治体は、住民税非課税世帯への追加支援として1世帯あたり7万円の給付金を行う準備を進めています。
自治体によってはすでに7万円給付に向けた特設ページが開設されており、実際に前章で紹介した「京都市」や「亀岡市」などの自治体では、専用ページが設けられています。
支給開始期間は、2024年の1〜3月頃を予定していますが、詳細は現時点ではまだ未定となってる自治体が多いです。
各自治体で「詳細が決定次第、広報やホームページを更新する」と記載がされているため、こまめに情報を確認しておけると良いでしょう。
4. 住民税非課税世帯の概要・優遇措置を確認しておこう
本記事では、住民税非課税世帯における概要や対象となる要件について詳しく解説していきました。
今回の政府政策で現金給付が行われることで、所得が低く生活に困っている人にとっては家計の大きな支えとなるでしょう。
住民税非課税世帯は、今回のような給付金以外にも、社会保険料の減額や教育費用の支援など、さまざまな優遇措置が設けられているため、気になる方はあわせて調べてみることをおすすめします。
参考資料
- 衆議院議員 岸田文雄「第212回国会における岸田内閣総理大臣所信表明演説」
- 東京都主税局「6 個人住民税の非課税」
- 京都市情報館「市府民税が課税されない人」
- 宇治市「個人市府民税(個人住民税)概要」
- 亀岡市「市・府民税(住民税)の非課税限度額」
- 南丹市「個人市民税とは」
- 綾部市「市・府民税の計算方法等」
- 京都市情報館「京都市くらし応援給付金(追加支援)(1世帯7万円)について」
- 亀岡市「亀岡市低所得世帯支援給付金(物価高騰対応、7万円/1世帯)についてのご案内」
太田 彩子