3. 2023年の冬季ボーナスは過去最高額。しかし業種によってはマイナスに
本記事では、上場企業の冬季ボーナスの平均額について紹介していきました。
上場企業の冬のボーナスは「平均80万円」で前年同期比1.5%アップしており、1970年の調査開始から過去最高額とされています。
しかし、産業別にボーナス額をみると、減少している業種もあるため、一概に産業全体で景気が良くなっているとは言えない状況です。
過去の推移から、物価高や経済状況がボーナス額に大きく関与していることがわかるため、今後の日本や世界情勢によってボーナス額に変動が出てくる可能性はあるとうかがえます。
参考資料
- 一般財団法人 労務行政研究所「東証プライム上場企業の 2023 年 年末一時金(賞与・ボーナス)の妥結水準調査」
- 一般財団法人 労務行政研究所「東証プライム上場企業の 2023 年 夏季賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査」
和田 直子