冬のボーナスを受け取り、前年よりも多かった方もいれば、少なくなったという方もいるでしょう。

仕事の成果や年収にも関与するボーナスは、モチベーションにつながるため「皆はどのくらいのボーナス受け取っているか」気になっている方も多いはずです。

そこで本記事では、上場企業の冬季ボーナスの平均額について紹介していきます。

産業別のボーナス額についても紹介しているので、ご自身の業種と比較しながら確認してみると良いでしょう。

1. 上場企業の冬のボーナスは平均80万円!前年同期比1.5%アップ

一般財団法人 労務行政研究所の「東証プライム上場企業の 2023 年 年末一時金(賞与・ボーナス)の妥結水準調査」によると、東証プライム上場企業の2023年冬季賞与は、全産業平均で80万28円となりました。

前年同期比1.5%アップであり平均額が80万円を超えたのは、1970年の調査開始から初めてとされています。

製造業と非製造業のボーナス額を比較すると、製造業は「83万1644円」、非製造業は「67万6060円」となっており、製造業のほうが非製造業よりも10万円以上多いことがわかります。

一般財団法人 労務行政研究所が発表した2023年の夏季ボーナスは平均79万4008円であることから、上場企業においては年間で約160万円が支給されたとうかがえます。