子どもの学費を準備する方法といえば、これまでは学資保険が主流でした。しかし、NISAが始まってからは、教育資金準備のために活用されるケースもあり、どちらが良いのか迷っている方もいるのではないでしょうか。

学資保険と新NISA「つみたて投資枠」を活用した積立投資はどちらも長期間にわたりまとまった教育資金を貯められる方法ですが、特徴やメリット・デメリットが異なります。そのため、どちらが適しているかはご家庭により違ってきます。

この記事では、学資保険と新NISA「つみたて投資枠」を活用した積立投資で教育資金を貯める場合の違いや、おすすめの方を解説していきます。

1. 学資保険の特徴やメリット・デメリット

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学資保険は、子どもの教育資金を準備するための貯蓄型の生命保険です。子どもの進学に合わせて入学祝金や満期保険金が受け取れるので、入学のための諸準備や入学金の支払いなどに役立てられています。

貯蓄をメインにした「貯蓄タイプ」と、保障も付いた「保障タイプ」があります。