3.3 リースバックを検討する
住宅ローン返済中でも、持家に住みながら生活保護費を受給できる可能性があるのが「リースバック」を利用するケースです。
リースバックなら、家を売却した買い手(貸主)との間で「賃貸契約」を結べば、買い手(貸主)に家賃を払いながら居住を続けられます。
持家を売却することで自己資産はなくなるため、生活保護費受給のためのハードルを下げることが可能です。
4. 【まとめ】返済が難しい人の救済方法を検討しよう
住宅ローンの返済中に生活保護費を受給するのは難しいと言えます。
そのため、持ち家や債務を整理して生活保護費を受給するのが一般的です。
しかし、住宅ローンの返済が難しい人の救済処置として「リースバック」を利用する方法もあります。
リースバックなら今まで住み慣れた家に住み続け、かつ生活保護費を受給できる可能性があります。
住宅ローンがあるからといって生活保護費の受給を諦めている人も、この記事を参考にして、役所や弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。
参考資料
岩井 佑樹