独身「40歳代~50歳代」約3割が貯蓄ゼロ。手取り収入からいくら貯蓄しているか
おひとりさまの貯蓄額の平均と中央値
manbo-photo/shutterstock.com
今年も1年が終ります。一年の節目こそ考えたいのが「お金のこと」です。
現役世代の中でも、特に40~50歳代のかたは老後資金を意識する方も多いでしょう。
筆者も40歳代となり、だんだんと自分の老後について考えるようになってきました。
今回は現役世代の40代~50代で「おひとりさま」に目を向けて、実際の貯蓄額の平均や中央値を一緒に見ていきたいと思います。
1. 独身「40歳~50歳代」の貯蓄ゼロは3~4割。みんないくら貯めているのか
まずは、最新の統計から40歳~50歳代「おひとりさま世帯」貯蓄額をチェックしていきましょう。
金融広報中央委員会が単身世帯を対象に調査した「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」の結果から、具体的な数値がみえてきます。
1.1 【40歳代】独身の貯蓄額一覧表
《平均・中央値》
平均657万円・中央値53万円
- 金融資産非保有:35.8%
- 100万円未満:14.8%
- 100万~200万円未満:5.9%
- 200万~300万未満:4.9%
- 300万~400万円未満:6.2%
- 400万~500万円未満:2.8%
- 500万~700万円未満:2.8%
- 700万~1000万円未満:3.1%
- 1000万~1500万円未満:7.7%
- 1500万~2000万円未満:2.5%
- 2000万~3000万円未満:4.0%
- 3000万円以上:5.9%
- 無回答:3.7%
著者
シトラスコミュニティ短期大学経済学部・ワシントン州立大学人類学部卒業後、株式会社ニトリへ入社。接客、数値管理のノウハウを学ぶ。その後、ジブラルタ生命保険株式会社、ほけんの窓口グループ株式会社へ入社し約2000世帯の相談に携わる。自身の経験からも保障と貯蓄のバランスを重視している。現在は個人向け資産運用、保険の見直しのコンサルティング業務を行う。一種外務員資格(証券外務員一種)、TLC(トータルライフコンサルタント)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)