5. 「お願いだから電話とって!」

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忙しい職場では、マシンガンのように電話が鳴っています。そのような中で、隣のデスクの電話が鳴っているのに電話を取らない行為も危険です。

確かに、誰からかかってくるかわからない電話対応は恐怖です。余計なリスクは避けたいでしょう。

しかし、それは個人のリスク。会社には全く関係ありません。

仕事で忙しくて上司も同僚も電話が取れない場合があります。

大切な顧客からの電話だったら「電話に全然出ない会社だな」と信頼を落としかねません。もしかしたら、重要な商談機会を逃してしまうかもしれません。

何度も繰り返していると「気が回らないやつだな」と上司は考えてしまうものです。

6. 自分の価値観は絶対じゃない

誰しも自分の価値観を軸に生きています。

しかし、 世の中にはさまざまな人がいて、自分よりも多様な経験をしている方のほうが多いです。

謙虚な気持ちで、自分の狭い価値観なんて「ちっぽけなもの」と考えた方が、上司と部下の関係はうまくいくのでしょう。

気が付かないうちに、上司の考えや価値観を否定し続けると「使えない・適性がない」と烙印を押されることになります。一度、評価が落ちてしまうと挽回するのは大変です……。

リスクを避けた立ち回りというのも、会社員として生きていくための策ではないでしょうか。

青木 絵莉華