4. 【Z世代】新NISAをきっかけに「資産運用を始めよう」と考えている人は約2割
ちなみに、NISA制度を「知らない」と回答した2399人に対して、「新しいNISA制度の開始をきっかけに 今後、資産運用を始めてみようと思いますか」とたずねたところ、以下の回答結果に。
- 始めようと思う:20%
- 始めようと思わない:28%
- わからない:52%
やはり投資に対して「難しそう」「自分にはまだ関係ないかも」といったイメージを持つZ世代が多いのかもしれません。
5. Z世代の武器は「時間」 複利のメリットを最大限に生かすために
今回はZ世代の「NISA制度の認知度」について見てきました。
投資にはリスクが伴います。でも、早めにスタートし運用期間を長くとることで、複利のメリットを最大限に生かしながら、将来に向けた資産形成を進めていくことができます。
5.1 複利効果のイメージ
Z世代のわたしたちは、オトナ世代と比べて、時間をたっぷり確保でき、長期的な視点で投資をおこなうことができる世代。
「自分には関係ない」や「難しそう」と思って、行動しない人が多いということは、行動する人にとってはチャンスの一つと考えられるかもしれません。
投資にはリスクがつきものだからこそ、自分で調べて考えて行動することが重要です。将来の資産形成に不安を感じる人は、2024年1月にスタートする「新しいNISA」の勉強から取り組んでみても良さそうですね。
参考資料
LIMO・U23編集部
執筆者
LIMO・U23編集部は、くらしとお金の経済メディア「LIMO」編集部に所属するインターン生で構成された編集部です。LIMO編集部メンバーにメンターとして監修してもらいながら、Z世代の視点で情報発信していきます。U23編集部メンバーは全員、大学・専門学校に在籍する現役学生。就活や勉強のことから、学生のお金事情やライフハックまで、U23編集部と同世代の読者の方が気になる話題を、ときには鋭く、ときには寄り添って発信していきます。
2024年7月現在メンバーの在籍校は、国際教養大学、駒澤大学、津田塾大学、東京女子大学、東京デザイナー学院、一橋大学、龍谷大学、横浜市立大学、早稲田大学。LIMOのインターンシップは、フルリモートの環境を生かして実施しています。(2024年9月24日更新)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部 編集長室
LIMO編集部記者/校閲者/編集者/介護・終活記事担当
早稲田大学第一文学部卒。公益法人勤務を経て、フリーランス校閲・校正者として15年以上の経験を持つ。2020年よりLIMO編集部に所属。介護離職寸前の状態となったが、配置転換や社内初の介護休暇取得を経てビジネスケアラー生活を乗り切り、認知症の家族の看取りを経験した。一般社団法人終活協議会「終活ガイド資格1級」「認知症介助士」取得。現在は、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、介護や終活など「シニアを取り巻くくらしとお金」にまつわる記事を担当。趣味は美術館巡り、映画鑑賞、庭いじり(2024年7月10日更新)