3.1 新NISA「つみたて投資枠と成長投資枠」どう使う?
さて、NISA口座を開設していると回答した447人に対して、「新しいNISA制度では『つみたて投資枠(現つみたてNISAの後継)』と『成長投資枠(現一般NISAの後継)の併用が可能になりますがどのように対応しますか』」という質問では、「併用する」という回答が過半数を占めています。
「併用する」と答えた人の中でも「つみたてNISAで購入していたインデックスファンドに加え、個別株などにも投資したい」が49%。「一般NISAで購入していた個別株などに加え、インデックスファンドにも投資したい」が14%となりました。
「未定」も11%存在し、NISA口座は作ったものの活用法に迷いを感じている人も存在することがわかります。
3.2 【Z世代】LIMO・U23編集部の声も聞いてみた
自分では投資はしていないけど、家族がやっているというLIMO・U23編集部のメンバーからは、
- 母親に勧められて新NISAになるタイミングもしくは社会人になるタイミングで始めてみようと思う
- お金の勉強をもう少ししてから、成長投資枠に手を出そうかな
といった声も。家族など身近な人が既に投資をしていると、抵抗感は少ないのかもしれません。
投資経験のあるメンバーからは「新NISAではインデックスの積立投資だけでなく個別株等もやりたいという人が半分なんですね!インデックスファンドのメリットは知っていても、配当金や株主優待のように投資の結果がすぐに出るものが人気なのかなぁ?」という意見も。
執筆者
LIMO・U23編集部は、くらしとお金の経済メディア「LIMO」編集部に所属するインターン生で構成された編集部です。LIMO編集部メンバーにメンターとして監修してもらいながら、Z世代の視点で情報発信していきます。U23編集部メンバーは全員、大学・短大・専門学校に在籍しています。就活や勉強のことから、学生のお金事情やライフハックまで、U23編集部と同世代の読者の方が気になる話題を、ときには鋭く、ときには寄り添って発信していきます。
メンバーの在籍校は、慶應義塾大学、早稲田大学、国際教養大学、駒澤大学、十文字学園女子大学、東京女子大学、東京デザイナー学院、北海道武蔵女子短期大学、龍谷大学、横浜市立大学、和歌山大学(2023年7月現在)。
LIMOのインターンシップは、フルリモートの環境を生かして実施しています。新しいメンバーも随時募集中です。詳しい採用情報はこちらをご覧ください。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/校閲者/編集者/介護・終活記事担当
早稲田大学第一文学部卒。公益法人勤務を経て、フリーランス校閲・校正者として15年以上の経験を持つ。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務に強み。2020年よりLIMO編集部に所属。介護離職寸前の状態を経験するも、配置転換や社内初の介護休暇を取得。家族の介護と仕事の両立に試行錯誤するビジネスケアラー。一般社団法人終活協議会「終活ガイド資格1級」取得。現在は、介護や終活など「シニアを取り巻くくらしとお金」にまつわる記事を担当。(2024年2月8日更新)