個人投資家を対象にした税制優遇制度「NISA」は、2024年1月から「新しいNISA(新NISA)」としてパワーアップ。
非課税保有期間の無期限化や、年間投資額の拡充、口座開設期間の恒久化など、NISAのメリットがさらに広がります。この新NISAのスタートを機に「投資を始めよう!」と考えている人もいるのではないでしょうか。
筆者は大学4年生のZ世代。来春から社会人になるタイミングで積立投資を始めようと勉強中です。
今回はZ世代の「NISA認知度」に関する調査結果を紹介します。現役大学生で構成する「LIMO・U23編集部員」たちに投資への意気込みについても聞いてみました!
1. 【Z世代】みんな「NISA」って知ってる?
資産形成において重要な要素である「時間」を、最大限味方につけることができるZ世代。投資を始めるにはぴったりなイメージがありますね。
そんなZ世代にとって「NISA制度」の認知度はどのくらいなのでしょうか。
株式会社バイアンドホールドでは、18歳から25歳までのZ世代に対し、NISAに対する認知や新しいNISA制度に対する意識などを探るためアンケート調査を実施しました。その結果を見ていきましょう。
1.1 Z世代の4割が「NISAを知っている」と回答
同調査では、「資産運用の際に運用益などが非課税になるNISA制度を知っていますか」という質問に対して「知っている」と回答したのは40%。
「NISA制度」の認知度は過半数以下というちょっと寂しい結果になりました。
金融メディアでインターンをしている「LIMO・U23編集部」のメンバー7名全員が、「NISA制度を知っている」と回答。認知度の低さに驚きを隠せませんでした。日頃から金融記事に触れている学生だからこその意見なのかもしれませんね。