4. 奨学金を申し込むときの注意

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筆者や友人の失敗談をもとに、奨学金を申し込むときの注意点を押さえておきます。

4.1 勉学に励む

日頃から学業を頑張っておくことも、応募先によっては重要です。

世帯収入などの制限がなかったり返済が必要なかったりする奨学金の場合に、そうではない奨学金と比べて、求められる大学の成績や言語レベルが高くなります。

私自身は、成績も留学先であるアメリカの母語・英語の語学レベルもある程度はありました。しかし、もっと頑張っていれば応募できる奨学金の幅が広がり、書類審査が通りやすくなったのではないかと思います。

そのため、大学の成績を上げておくこと、留学先言語の認定試験を受けておくことを心がけましょう。

4.2 時間に余裕を持つ

当たり前ですが、締め切りに対して余裕を持って応募書類などを書きましょう。

筆者は申し込みのタイミングで、学業やアルバイト、そのほか課外活動でとても忙しく、奨学金の応募書類に割ける時間が足りず、奨学金のチャンスを逃してしまいました。

世帯収入などの関係で申し込めない奨学金が多い中、こういった基本的に誰でも応募ができる奨学金を逃してしまうのはかなり悔しかったです。

また、多くの奨学金では、教員などからの推薦状が必要です。教員や職員の人は忙しいことが多く、断られるケースもあります。応募要項を確認して、早めの依頼を心がけましょう。

4.3 個人申し込みなのか大学一括申し込みなのかを確認する

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奨学金によって、個人が直接財団に応募するパターンと、大学が学内の応募書類をまとめて一括して財団に応募するパターンがあります。

個人申し込みでよくある手続き方法

前者の場合は、書類提出の方法がオンラインなのか、郵送なのかを確認しておきましょう。郵送の場合は、書類の大きさに合わせた封筒や切手を用意する必要があります。書留で出すために、郵便局に行かなければならない場合もあります。

また、ポストに投函してからの日数の計算が必要です。

大学一括申し込みでよくある手続き方法

後者の場合は大学内で選考を行う場合もあります。財団の応募要項に書いてある締め切りとは別で、大学側で書類の締め切りがある可能性もあります。

大学によっては別途必要な書類を要求される場合もあります。大学からの案内をよく読みましょう。