インフレによって商品・サービスの値段が上がり続けています。
日々の値段チェックが重要になりつつありますよね。
そこで本記事では1年前に比べてカップ麺が最も値上がりした都市ランキングを紹介します(対象は都道府県庁所在市および人口15万人以上の市)。
あわせて年間のカップ麺支出額がどれくらい伸びたのかも解説します。
最後にインフレから資産を防衛する手段も紹介するので、お金のやりくりを効率化したい方はぜひ参考にしてください。
※本記事におけるカップ麺の値段は総務省「小売物価統計」に基づきます(中華タイプ,内容量78g,「カップヌードル」1個)
1. カップ麺が1年前に比べて最も値上がりした都市は日立市の+38円
2023年10月時点、1年前(2022年10月)と比べてカップ麺が最も値上がりした都市TOP10は以下の通りです。
1.1 <カップ麺が最も値上がりした都市TOP10>
※前年からの価格の変動幅(2023年10月時点の小売価格)
- 日立市 +38円(203円)
- 宇都宮市 +35円(195円)
- 福島市 +30円(198円)
- 小山市 +30円(198円)
- 浜松市 +30円(198円)
- 枚方市 +30円(204円)
- 宮崎市 +30円(195円)
- 佐倉市 +29円(188円)
- 神戸市 +29円(207円)
- 郡山市 +28円(195円)
- 横須賀市 +28円(193円)
- 大阪市 +28円(198円)
- 福岡市 +28円(204円)
- 佐賀市 +28円(204円)
カップ麺が1年前に比べて最も値上がりした都市は日立市(+38円)でした。
2. カップ麺が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は函館市の▲10円
カップ麺が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市TOP10は以下の通りです。
2.1 カップ麺が最も値上がりしなかった都市TOP10
※前年からの価格の変動幅(2023年10月時点の小売価格)
- 函館市 ▲10円(181円)
- 長岡市 +0円(168円)
- 熊本市 +0円(182円)
- 札幌市 +1円(185円)
- 新潟市 +3円(174円)
- 大分市 +5円(184円)
- 岐阜市 +6円(193円)
- 徳島市 +6円(190円)
- 東大阪市 +8円(181円)
- 川崎市 +10円(178円)
カップ麺が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は函館市(▲10円)でした。
なお、全都市の小売価格の平均は196円(2023年10月時点)、前年同月比では+11%となっています(いずれも小数点第一位を四捨五入)。