資産形成を積極的に進めてゆとりのある老後生活を
3000万円の資産を築く人の割合は全世帯でわずか11.7%、最も割合の多い60歳代でも20%程度でした。
ハードルの高い目標とはなりますが、若いうちから資産形成を積極的に進めていけば、決して達成不可能な水準ではありません。
たとえば、35歳から30年かけて積立投資をする場合、年率4%を目標に月4万4000円ずつ積み立てて行けば達成可能です。
若いうちから資産形成をはじめて、資産3000万円を達成すれば余裕のある老後生活を送れます。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」
- 野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は127万世帯、純金融資産総額は299兆円と推計」(2018年12月18日)
- 厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」
- 総務省統計局「2022年(令和4年)家計調査年報(家計収支編)2022年」
- 金融庁「資産運用シミュレーション」
太田 彩子