老後対策は早めに始めよう
老後に不足する資金の目安を確認したら、目標金額を決めて老後資金を貯めましょう。老後資金を貯める方法としては、以下のようなものが挙げられます。
- 銀行預金
- 財形年金貯蓄
- 確定拠出年金
- 個人年金保険
- つみたてNISA(2024年以降は新NISAのつみたて投資枠)
銀行預金などで手堅く確実に貯蓄するのもよいですが、日本は依然として低金利であることから、運用益を狙える方法がおすすめです。
例えば、iDeCo(個人型確定拠出年金)やつみたてNISAなどを活用した長期間の積立投資なら、税制面でのメリットを受けつつ、少額からリスクを抑えて運用することができます。
コツコツと老後資金を貯めるなら10年や20年といった期間が必要になるので、長く続けられるよう、自分に合った方法を選ぶのがよいでしょう。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」
- 総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要」
加藤 聖人