3. 投資における基本知識を身につけておく
投資詐欺に巻き込まれないための今からできる対策として、「投資の基本知識を身につけておく」ことが大切です。
投資知識のない状態では、投資詐欺の相手が「正しいことを言っているのかどうか」の判断がつきにくいです。
たとえば、投資の知識があれば「必ず儲かる商品」はないことが理解できますし、「誰でも年利20%」が現実的なのかどうかもすぐに分かります。
投資の知識があることで、いざという時に自分の防御手段になり得るため、日頃から投資に関する知識を身につけておくことをおすすめします。
次は自分かも?投資詐欺に遭わないように日頃から警戒を
本記事では、日本の投資詐欺の実態について、実際の調査データをもとに紹介していきました。
約5人に1人は投資詐欺に接触しており、その割合としては若い世代のほうが多いことがわかりました。
もし怪しい話を持ちかけられた際には、自分だけで判断せずに調べたり、周囲に相談したりできると良いでしょう。
現在日本の公的機関には、詐欺における相談窓口が用意されているため、「警察に相談すべきか迷う」と感じた場合は、まずはそのような窓口を利用するのも得策です。
参考資料
- 警察庁生活安全局 生活経済対策管理官「令和4年における 生活経済事犯の検挙状況等について」
- 株式会社アドバン「テクニカル分析の解説サイト テクニカルブック」
- 株式会社アドバン「5人に1人が投資詐欺と接触!AI投資利用者の約80%が被害に遭う危険と隣り合わせ」
- 日本証券業協会「個人投資家の証券投資に関する意識調査【インターネット調査】(概要)」
太田 彩子