【年代別】若い世代のほうが投資詐欺に巻き込まれやすい?

株式会社アドバンの「年齢別の投資詐欺の経験に関する調査」では、「投資詐欺に遭遇した」または「投資詐欺と疑われる勧誘を受けた・商材を見かけた」と回答した人の割合は、下記の結果となりました。

  • 20歳代:32.3%
  • 30歳代:24.9%
  • 40歳代:18.6%
  • 50歳代:14.4%
  • 60歳代以上:11.9%

上記の割合から、若い世代のほうが比較的投資詐欺に接触する機会が多い傾向があるとわかります。

上記の背景として「若い世代ほど短期的に投資をしたい・儲けたい」と思っている人が多い傾向にあることから、投資詐欺の接触機会が多くなっているのではないかとうかがえます。

日本証券業協会の「個人投資家の証券投資に関する意識調査」における、年代別の株式の平均保有期間をみると、「3年未満」の割合が20~30歳代で合計で70.6%であり、他の年代と比較して保有期間が短い傾向にあります。

投資詐欺には「短期的にすぐに儲けられる」といった事例が多いことから、長期投資志向の薄い若い世代が狙われやすいのかもしれません。